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恐竜って何だ??
トリケラトプス・ホリダス
(後期白亜紀)/全身骨格
分類:鳥盤目/角竜類/ケラトプス科
産地:アメリカ ワイオミング州
ティラノサウルスなどと共に、白亜紀末の北アメリカ(ララミディア)に生息していました。幼体から成体まで様々な成長段階の化石が見つかっていて、成長に従って上向きだった角の先端が下向きになるなどの頭骨の形に変化が起きることがわかっています。
アクロカントサウルス·アトケンシス
(前期白亜紀)/全身骨格
分類:竜盤目/獣脚亜目/カルカロドントサウルス科
産地:アメリカ オクラホマ州
前期白亜紀の終わり(約1億年前)に北アメリカにいた、全長11mに達する巨大な肉食恐竜です。後期白亜紀に南半球で大型化するカルカロドントサウルス類のなかまで、ティラノサウルスとは別のグループです。前期白亜紀の大型肉食恐竜である、スコミムスやバリオニクスのようなスピノサウルス類とともに、当時の捕食者の頂点にいました。
チンタオサウルス·スピノリヌス
(後期白亜紀)/全身骨格
分類:鳥盤目/鳥脚亜目/ハドロサウルス科
産地:中国 山東省
後期白亜紀の中国山東省にいたハドロサウルス科で、頭の上に伸びた “1本の角” のような骨が特徴のユニコーンのような恐竜です。これは、鼻骨が頭骨の眼窩の前方から上の方に向いたもので、この“角”が、本来の特徴であるのか、死後の変形によるものなのかについて、長い間、議論がありました。2013年に頭骨を再検討した結果、この鼻骨は、変形ではなく、ハドロサウルス類のランベオサウルス亜科にみられるように、頭部の上の“トサカ”の一部を形成していたことが分かりました。
カマラサウルス·レンタス幼体
(後期ジュラ紀)/全身骨格
分類:竜盤目/竜脚類/カマラサウルス科
産地:アメリカ ユタ州
アメリカ合衆国西部のモリソン層から多くの化石が発見される竜脚類で、前足と後ろ足はがっしりとしていました。歯はアパトサウルスやディプロドクスのものと違って大きなスプーン状であり、かたい植物も食べることができたと考えられています。